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【降着ルール】着順はなぜ変わるの?実は”22年ぶり”の大改革があった!?

シンパパ優馬

こんにちは。

シングルファザーで競馬投資家の優馬です!

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「1着でゴールしたのに、なぜ着順が変わることがあるの?」
「降着ってそもそも何?失格と何が違うの?」
「ニュースでよく見る”審議”ってどうやって決まっているの?」

優馬

こんにちは、優馬です!

レースを見ていると、1着で入線した馬の順位が後から変わる”降着”という場面に出会うことがありますよね。

実はこの降着ルール、2013年に大きな転換点があったんです。
今日はそのあたりを、できるだけわかりやすく整理していきます。

降着ってそもそもどんな制度?

降着とは、競走中に他馬の走行を妨害するなどの行為があった場合に、裁決委員(レースを審査するJRAの担当者)の判断で、入線した着順よりも後ろに順位を下げる制度のことです。

日本の中央競馬で降着制度が導入されたのは1991年1月1日(実際の運用開始は1月5日)で、地方競馬でも同年4月1日から導入されました。

導入の目的は”国際化への対応”とされていますが、降着という仕組み自体は1953年に当時の西ドイツで初めて採用され、その後イギリスやアメリカ、フランスなど欧米各国に広まっていたものでした。

1991年導入、そして2013年の”22年ぶり”大改革

降着制度は導入から22年が経った2013年1月1日に、判定基準が大きく見直されました。

旧基準では「妨害行為が被害馬の走行に明らかな不利を与えた」と判断されれば、着順にかかわらず加害馬を降着させていました。

一方、新基準では「その妨害がなければ、被害馬が加害馬より先着していたはずだ」と裁決委員が判断できる場合に限り、降着とするよう変更されています。

項目旧基準(〜2012年)新基準(2013年〜)
降着の条件妨害が走行に明らかな不利を与えた場合妨害がなければ先着していたと判断できる場合
着順変更の起こりやすさ比較的起こりやすい起こりにくくなった
重視される点妨害行為の有無・程度妨害がなかった場合の到達順位

「進路を少しでも邪魔したら即降着」というイメージを持っている人も多いですが、2013年以降はその認識はやや誤解になっています。

優馬

「邪魔したもの勝ち」なんて言われがちですが、実際は”結果が変わっていたかどうか”まで考えて判断されているんですよね。

なぜルールを変えたのか?”国際化”という目的

この基準見直しの背景には、国際競馬統括機関連盟(IFHA)による競走ルール統一の動きがあります。

IFHA内の委員会では2007年(平成19年)頃から、各国の降着・失格基準を調和させるための話し合いが進められており、JRAもこの国際的な議論を踏まえてルールを検証し、2013年の変更に至りました。

海外の主要競馬国では、入線順位(馬がゴールした実際の順番)をできるだけ尊重する考え方が主流になっており、日本もこの流れに合わせた形です。

メジロマックイーン降着事件は、新基準なら結果が変わっていた?

降着制度の歴史を語るうえで欠かせないのが、1991年の天皇賞(秋)です。

1着で入線したメジロマックイーンが2コーナー付近での斜行による進路妨害を理由に審議の対象となり、最終的に18着へ降着。日本のGI競走における1着入線馬の降着としては史上初の事例でした。

当時はまだ降着制度の運用が始まったばかりで、旧基準(妨害が明らかな不利を与えたかどうかを重視する基準)のもとでの判定でした。

競馬メディアの間では、”2013年以降の新基準であれば、同じ事例でも降着にならなかったのではないか”という見方もあります。

ただしこれはあくまで現在の視点からの推測であり、JRAが当時の裁定を否定しているわけではありません。

優馬

同じ場面でも、見るルールの”メガネ”が違えば結論が変わるというのは、ルールの歴史を知るとより面白く感じます。

審議ランプの対象も変わった

降着・失格の可能性がある場合にスタンドで点灯する”審議ランプ”の運用も、2013年のタイミングで見直されています。

以前はすべての着順を対象に審議の可能性があれば点灯していましたが、新基準では上位5着までの入線馬に着順変更の可能性がある場合のみ点灯する方式に改められました。

降着と失格、何が違う?

降着とよく混同されがちなのが”失格”です。

失格は着順そのものから除外される、より重い処分です。

かつては競走中に落馬があった場合、自動的に失格となる運用でしたが、現在は「極めて悪質」かつ「他馬に重大な支障を与えた」という2つの条件を同時に満たす場合のみ失格とする基準に変わっています。

項目降着失格
処分の内容着順を妨害された馬の後ろに下げる着順そのものから除外される
判断基準妨害がなければ先着していたか極めて悪質かつ重大な支障の有無
優馬

降着と失格、普段あまり区別せずに見ていた方も多いかもしれませんが、条件を知るとレース後の”審議”がより気になってくるはずです。

まとめ

今回は降着ルールの歴史と仕組みについて振り返りました。

・降着制度は1991年に導入され、2013年に22年ぶりの大きな基準変更が行われた
・新基準では”妨害がなければ先着していたか”がより重視されるようになった
・失格も「極めて悪質」かつ「重大な支障」という2条件を満たす場合のみ適用されるよう厳格化された

審議ランプが点灯した瞬間、何を基準に順位が判断されているのかを知っていると、レース観戦の楽しみ方もひとつ増えるかもしれません。

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